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コンラッドソウル 宿泊記|汝矣島IFC直結・ダイヤモンドで泊まる正直レビュー(客室・37Fラウンジ・朝食)

20261012(月)

はじめに ─ 気になっていたCONRADソウル

今回、初宿泊となった コンラッドソウル(Conrad Seoul) です。
きっかけはシンプルで、HPCJ(ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン)対象の海外コンラッドで、まだ泊まっていなかったのがここだったから。
しばらく海外から足が遠のいていたぶん、「久しぶりに国境を越えたい」という気持ちと、夫婦そろって韓国に興味が向いていたタイミングがちょうど重なりました。
コンラッドブランドということもあり、行く前から期待値が上がります。

コンラッドソウルのサイン
コンラッドソウルのエントランス

初めての韓国で唯一の不安は言葉でした。
英語なら完全にはわからなくても雰囲気はつかめますが、ハングルは「読む」ことすらできない。
そこだけは少し身構えていました(結論から言えば、汝矣島×ホテル拠点+各種アプリ利用で杞憂でした)。

今回の滞在は 2026年10月4日〜6日の2泊。ヒルトン・オナーズダイヤモンドステータスで、初日がウィークエンド無料宿泊券、2日目がポイント宿泊という、いわゆるボトムカテゴリの部屋での滞在です。先に総評をお伝えしておくと——

コンラッドブランドへの期待値が高かったぶん、客室面では「あれ?」と思う場面も正直ありました。ただし、予約したのがボトム部屋だったことや外出中心の旅程を踏まえれば"納得"といった感じ。そして37階のエグゼクティブラウンジは期待以上でした。以下、良かった点も届かなかった点も包み隠さず書きます。

立地・アクセス ─ 汝矣島IFC直結、雨でも濡れない

コンラッドソウルの最大の強みは、立地です。ソウルの金融街・汝矣島(ヨイド) にそびえる複合施設 IFC(International Finance Center) の中にあり、オフィス・モール・映画館・ホテルがひとつながりになっています。

コンラッドソウルの外観

特筆すべきは、地下鉄5号線「汝矣島(ヨイド)駅」から地下道で直結している点。駅からは動く歩道が続いているので、スーツケースを転がしていても苦になりません。そのまま進み、下の写真の入口からIFCモールに入るのが正解ルート。ここからモール2階のコンラッド専用入口を目指せば、ホテルまで一直線です。つまり、一歩も外に出ず・傘もいらずにチェックインまでたどり着ける。悪天候が心配な旅ほど、この導線のありがたみを実感します。

IFCモールへの入口
▲ 地下道(動く歩道あり)を進んできたら、この入口からIFCモールへ。入口に「CONRAD」の表示はありませんが、ここで合っています
IFCモール2階のコンラッド専用入口
▲ モール2階にあるコンラッド専用入口。ここまで来れば、あとはホテルへそのまま

立地のポイント|買い物・食事・移動がすべて足元で完結


IFCモール内には飲食店・映画館・書店・オリーブヤングが揃い、徒歩圏に汝矣島漢江公園や大型商業施設The 現代ソウルも。空港リムジンバス(6007番)がホテル前に停まり、地下鉄で明洞・江南へも20〜25分。金融街ゆえ週末は落ち着いた空気で、拠点として非常に使い勝手がよいエリアです。

客室 ─ デラックスルーム(1802号室・48㎡)

エレベーターを降りると、雲⁈をあしらったカーペットの廊下。入口の壁には銀杏(イチョウ)の葉をかたどった照明パネルが灯り、部屋に入る前から気分が上がります。

客室フロアの廊下
1802号室の入口
▲ 客室フロアの廊下と、1802号室の入口。イチョウ装飾の間接照明が効いています

通されたのは 1802号室、デラックスルーム(シティビュー・クイーンベッド2台・約48㎡)。

ダイヤモンド特典でアップグレードはあった? ── 結論から言うと、今回アップグレードはありませんでした。ダイヤモンド特典のアップグレードは空室次第ですし、無料宿泊+ポイント宿泊というボトムカテゴリの予約だったので、これは納得(事前のメールで提案された有償UGを希望していましたが、チェックイン時にこれに関する提案もなかったのでちょっと残念)。
ただ、外出中心の旅だったこともあり、実質的には気になりませんでした。

客室のベッド
客室のベッドとテレビ

ボトムの部屋とはいえ、十分に贅沢です。まずとにかく広い。
クイーンベッドが2台ゆったり入り、ソファとデスクを置いてもなお余裕があります。ひとり旅でも夫婦でも、荷物を広げて使いやすい間取りでした。

客室のソファ
1802号室のプレート

客室 基本情報

予約タイプ デラックスルーム シティ/リバービュー(クイーンベッド2台)
部屋タイプ デラックスルーム シティビュー(クイーンベッド2台)
広さ 約48㎡・クイーンベッド2台
今回の部屋 1802号室
アメニティ BYREDO「MOJAVE GHOST」/ドライヤー:Philips ThermoProtect 2100W
サービス ターンダウンサービスあり・ウォーターサーバー

居室スペースも"広さ"が効いています。クイーンベッドが2台、ゆったり間隔をあけて配置され、寝返りを打っても余裕たっぷり。窓際にはソファ、壁側にはデスクがあり、「くつろぐ場所」と「支度・作業する場所」が自然に分かれているのは、連泊で地味にありがたいところ。
夕方にはターンダウンサービスも入り、就寝前にはベッドまわりがきれいに整えられていました。派手さはないものの、落ち着いたトーンでまとめられた、つい長居したくなる居心地のよい部屋です。

入口脇にはウォークイン風のクローゼットもあり、セーフティボックス・アイロン・バスローブ・ハンガーがひととおり揃います。荷ほどきや身支度の動線がここで完結するのも、地味に使いやすいポイントでした。

客室のクローゼット
▲ 入口脇のクローゼット。セーフティボックス・アイロン・バスローブまで一式そろう
スリッパ
▲ スリッパ コンラッドの"普通"グレードのものでした(もふもふ度 中)。

バスルーム ─ 2ボウル洗面と大きな鏡、さすがCONRAD!

「CONRADといえば水まわり」です。
全身が余裕で映り込む大きな鏡と広々としたダブルシンク(2ボウル)の洗面台。
朝の身支度で2人が並んでも全く窮屈さがなく、ここはコンラッドらしい快適さでした。
しかも鏡の中央下部にはテレビが内蔵されていて、身支度をしながら映像を楽しめます。

2ボウルの洗面台と大きな鏡
▲ LED付きの大きな鏡と、2ボウルのダブルシンク。身支度で2人並んでも余裕があります
BYREDOのアメニティボトル
Philipsのドライヤー
▲ BYREDO「MOJAVE GHOST」の大容量ボトル(左)と、備え付けのドライヤーはPhilips ThermoProtect 2100W(右)

一方で、ここは正直に書きます。このデラックスルームの水まわりは、トイレとバスタブが同じスペースにある一体型で、シャワーだけが別ブースというレイアウトでした。
コンラッドということもあり「トイレ別」は当たり前と考えていると、少し肩透かしに感じるかもしれません。

バスタブ
▲ ゆったりした楕円形のバスタブ。浸かり心地は十分ですが、洗面台を挟んで向こう側にはトイレがあります。シャワーは別ブース、という構成です

ただ、これは"劣っている"というより設計思想の違いかもしれません。湯船にゆっくり浸かる文化が比較的薄い韓国では、シャワーを独立させて、バスタブは控えめに——という割り切りなのかも...
そう捉えると、これはこれで現地のスタンダードを体験できたとも言えます。

なお、ドライヤーは Philips(ThermoProtect 2100W)。巷の宿泊記でDysonと見かけることもありますが、少なくとも今回の部屋はPhilipsでした(ハイブランドのドライヤーを期待していると、ここは"普通"です)。もっとも、今回はボトムカテゴリの客室。上位グレードの部屋ならDysonが置かれている可能性もあり、「コンラッドソウル=Philips」と決めつけるのは早計かもしれません。

アメニティ・ミニバー ─ そして名物「コンラッドベア」は…

ミニバーまわりには ネスプレッソと茶器、冷蔵庫が整い、不足のない設えです。

ミニバーとテレビ台
ネスプレッソと茶器
ミニバーの冷蔵庫
▲ ミニバーまわり。ネスプレッソと茶器、冷蔵庫までひととおり揃い、不足はありません

ここでもうひとつ正直なところを。コンラッドといえば各ホテルで意匠の異なる名物「コンラッドベア」。毎回これを確かめるのが楽しみなのですが、今回の部屋にはいませんでした(置き忘れだった可能性もあります)。楽しみにしていたぶん、ここは少し残念ポイント。

コンラッドソウルのカードキー

チェックイン時にはチョコレートのウェルカムギフトもいただきました。オレンジダーク・アーモンドミルク・アールグレイミルクティー・ピスタチオホワイト・ソルティキャラメルの5種という凝りようで、こうした小さなもてなしは、やはり嬉しいものです。

チョコレートのウェルカムギフト

正直レビュー|期待に届かなかった点・良かった点


△ 期待に届かなかった点

  • 客室アップグレードなし(外出中心の旅行だったので実害は小)
  • 名物コンラッドベアが不在
  • トイレ+バスタブ一体型+シャワー別、という水まわり設計

◎ 良かった点(ボトム部屋でも十分贅沢)

  • ボトム部屋でも十分な広さ/洗面所の大きな鏡/2ボウル洗面
  • クイーンベッド2台でゆったり
  • ターンダウンサービスあり
  • そして——37階エグゼクティブラウンジが出色(後述)

眺望 ─ シティビューの正直なところ

念のためお伝えすると、今回アサインされた1802号室はシティビューでした。
「シティ/リバービュー」という予約タイプでしたが、漢江は客室からは見えないタイプでのアサインです。

窓から広がるのは、汝矣島の金融街のビル群。昼は高層ビルがきらめき、夕方には空が赤みを帯びながら都市の夕景が演出されます。遠く眼下を見れば、漢江公園の係留気球「SEOUL My SOUL」もうっすらと確認できました。これはこれで、ソウルの金融街ならではの都市眺望です。

客室からの昼の眺め
客室からのビル群の眺め
客室からの夕景と気球
▲ 1802号室からの眺め。汝矣島のビル群と夕景。遠くに係留気球「SEOUL My SOUL」も見えます

漢江を一望したいなら、37階エグゼクティブラウンジへ。
ラウンジからは漢江とソウルのスカイラインが眼下に広がり、今回の滞在での眺望ハイライトはそちらでした(次章で写真とともにご紹介します)。

コンラッドソウルのエグゼクティブラウンジ(37F)─ ここが今回のハイライト

正直レビューと銘打った今回ですが、手放しで褒めたいのが37階のエグゼクティブラウンジです。ダイヤモンド特典で利用でき、滞在の満足度をぐっと押し上げてくれました。

エグゼクティブラウンジ37Fのサイン
エグゼクティブラウンジの内観

何より空間に余裕がある。席がゆったりしていて、混雑時でも窮屈さを感じません。窓際に座れば、漢江とソウルのスカイラインを一望——ウェルカムレターに "your private place above Seoul" とある通り、まさに"ソウルの上の特等席"です。外出中心の旅でも、ここで過ごす時間だけは「ラグジュアリーに来てよかった」と心から思えました。

ラウンジからの漢江の昼の眺め
ラウンジからの漢江の夕景
▲ ラウンジ37階からの眺め。漢江と汝矣島の街並み、これが今回の滞在の眺望ハイライトです

ラウンジのサラダと生ハム
ラウンジのアフタヌーンティー

軽食・ドリンクも充実。時間帯ごとに表情が変わり、一日を通して使い倒せます。私たちが訪れた10月4日(日)はイブニングカクテルが2部制で、その1部(17:00〜18:10)を利用しました。

イブニングカクテルアワーの料理
▲ イブニングカクテルの一例。軽く夕食代わりになるほどの内容

エグゼクティブラウンジ(37F)の時間帯:営業 6:30〜22:00/朝食ビュッフェ 6:30〜10:30/クロワッサン&デニッシュ 11:00〜12:00/アフタヌーン(Afternoon Ritual)14:00〜16:00/イブニングカクテル 平日17:00〜20:00・土日は2部制(1部17:00〜18:10/2部18:30〜19:40)。ドレスコードはスマートカジュアル。14歳未満は16:00以降は利用不可(それまでは同伴可)。月〜木はサウナ50%オフの追加特典も。

朝食 ─ ラウンジ(無料)と「ZEST」(2F)を1日ずつ

朝食は、ダイヤモンド特典で37階ラウンジ(無料)または2階のレストラン「ZEST」(追加課金あり)から選べます。私たちは1日目(10/5)はラウンジ、2日目(10/6)はZESTと、両方を体験してみました。

ZESTのサイン
ZESTのビュッフェ全景

ZESTは明るく開放的なレストランで、ビュッフェ台には焼きたてのパンから温菜まで充実のラインナップ。名物のエッグベネディクトもしっかりいただけます。麺料理など韓国らしい一品もあり、朝から満足度の高い内容でした。
朝食に29,000ウォンは安くないですが、満足度はZESTがかなり高いです。外出して食べ歩きなど予定がなく、部屋でゆっくりの場合は課金をオススメします。

ZESTのエッグベネディクト
ZESTの麺料理
ZESTのベーカリー

ZESTレストランの内観
▲ ZESTの客席とビュッフェカウンター。大きなペンダントライトが印象的な空間です

朝食メモ:ラウンジ朝食はダイヤモンド特典で無料。ZEST朝食は通常 +72,000W/人ですが、今回は割引適用で +29,000W/人でした。ZESTは8時以降が混みやすいので、ゆっくり食べたいなら8時前がおすすめ。営業は 6:30〜10:30。

館内 ─ ロビーの螺旋階段

館内で印象的だったのが、ロビーの螺旋階段。金融街のホテルらしい洗練された造形で、写真映えします。

ロビーの螺旋階段

なお、館内施設も充実しています。8階のPULSEには、プール(時間枠制・6:00〜22:00)、24時間利用できるフィットネス、そしてサウナ・スパを完備(サウナは月〜木ならダイヤモンド特典で50%オフ)。ダイニングは SUT & 37 BAR や ATRIO など。今回は外出中心でじっくり使えませんでしたが、滞在時間を館内に充てる旅なら、プールやサウナでゆっくり過ごすのもよさそうです。

ダイヤモンド特典・総括 ─ 「目が肥えた」私たちの正直な結論

ヒルトン・オナーズダイヤモンドでの滞在では、客室アップグレード(空室次第)・朝食無料・37階ラウンジ利用・レイトチェックアウト・ポイント100%増といった特典が効きます。今回いちばん効いたのは、間違いなく37階ラウンジ。外出中心でも、朝食とイブニングカクテルでしっかり元が取れました。

ラウンジ37階からの漢江夕景
▲ 37階ラウンジからの夕景。漢江に沈む夕日——これが今回の滞在でいちばん贅沢な景色でした

今回の宿泊を通じて「わぁ!」と、思わず声が出てしまう場面は多くなかったという印象ですが、これはこのホテルがイマイチだったということではなく...

「我々の目が肥えてしまって、よっぽどのことがないと『おぉ!』とならなくなってしまった。これは不幸なことなのかも」

コンラッドステイを重ねていく中で、コンラッドに求める"ハードル"がすっかり上がってしまった——コンラッドソウルが悪いのではなく、私たちの期待値の置き方の問題でもある、という気づきです。
実際、無料宿泊+ポイント宿泊のボトム部屋で、これだけ広い客室とあの37階ラウンジを使い倒せたのですから、コスパという意味ではむしろ大満足でした。

まとめ|こんな人におすすめ

  • 今回のソウル旅行が特別な旅行で、素敵な思い出にしたい方
  • ソウルを駅直結・雨でも濡れない拠点で効率よく回りたい方(外出中心の旅と好相性)
  • ラウンジと朝食をしっかり楽しみたいヒルトン上級会員
  • 無料宿泊・ポイント宿泊でコスパよくコンラッドを体験したい方

いっぽうで、客室やサービスに期待しすぎるとちょっとしたがっかりを感じるかもしれません。「立地とラウンジで選ぶコンラッド」——それが、2泊した私たちの正直な結論です。

For Overseas Readers 🌏 (English Quick Guide)

Conrad Seoul — Quick Guide for Overseas Visitors


Getting there

  • From Incheon (ICN): Take Airport Limousine Bus #6007, which stops right in front of the hotel (IFC Mall). Alternatively, the AREX airport train + Subway Line 5 to Yeouido.
  • The hotel is directly connected to Yeouido Station (Subway Line 5) via an underground passage — enter IFC Mall and reach the dedicated Conrad entrance on the mall's 2nd floor without stepping outside, even in the rain.

Payment & money

  • Major cards (Visa / Mastercard / Amex) are widely accepted. Always pay in KRW (decline DCC). A WOWPASS or Revolut card is handy for transit and small shops.

Hilton Honors

  • Diamond members enjoy the 37F Executive Lounge, free breakfast (lounge or ZEST on 2F), room upgrades (subject to availability), and late check-out. This is a great property to redeem Hilton points (award nights) on a budget.
  • Lounge hours: 6:30–22:00 (breakfast 6:30–10:30 / Afternoon Ritual 14:00–16:00 / evening cocktails 17:00–20:00; weekends run in two seatings). Smart-casual dress code.

Around the hotel

  • Located in Yeouido, Seoul's finance district inside the IFC complex (mall, cinema, bookstore, Olive Young). Hangang River Park and The Hyundai Seoul are within walking distance; Myeongdong and Gangnam are ~20–25 min by subway.

Good to know

  • Tipping is not customary in Korea. Free Wi-Fi throughout. The deluxe room's bathroom has a combined toilet/bathtub space with a separate shower booth — common in Korea.

オススメ

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2

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