この記事のポイント
- 何度も通う常連が語る、ヒルトン最上級ブランド「コンラッド東京」の宿泊記
- 汐留の高層階から浜離宮と東京湾を望む“都心のリゾート”。ベイビューとシティビュー両方を実体験
- 名物の女優ミラーが映えるバスルーム・夕景が絶品の37Fラウンジ・朝食・ダイヤ特典まで写真たっぷりでレビュー
はじめに ─ 帰ってきたくなるホテル『コンラッド東京』
東京には多くのラグジュアリーホテルがありますが、私が何度も戻ってくるのがこの コンラッド東京 です。
ヒルトンの最上級ブランドのひとつ「CONRAD」の東京ホテルで、所在地は港区汐留(お台場の向かい側)です。
高層階の窓いっぱいに浜離宮恩賜庭園と東京湾が広がる、まさに“都心のリゾート”と呼びたくなるおすすめホテルです。
同じホテルに何度も宿泊するのは、それほど多いことではないのですが、客室・ラウンジ・朝食のどれを取っても水準が高く、国内にいながら非日常を味わうことができるから。
今回は一度の宿泊記ではなく、複数回の滞在で撮りためた写真をもとに「コンラッド東京」をまとめてみます。


エントランスからエレベータでロビー階に到着すると、建物内であるということを思わず忘れる天井の高さです。
レセプションには大きな生花が据えられ、いい香りが漂い、静かで落ち着いた空気が流れています。
チェックインの時点で、もう「いつもの、いい時間」が始まる予感がします。
立地・アクセス ─ 汐留直結、浜離宮に隣接
コンラッド東京の強みは、何よりその立地です。
- 都営大江戸線・ゆりかもめ「汐留駅」直結。JR「新橋駅」からも徒歩約7分で、地下通路を使えば雨にも濡れません。
- 羽田空港からのアクセスも良好で、電車・リムジンバスのどちらでもスムーズ。
- そして何より、浜離宮恩賜庭園に隣接。銀座・築地も徒歩圏で、都心の真ん中にいながら緑と水辺が近いのです。
立地のポイント|“都心なのに緑と海が近い”
高層階の客室やラウンジからは、浜離宮の緑のすぐ向こうに東京湾が広がります。
ビル群に囲まれた都心ホテルにはない開放感があり、これがコンラッド東京いちばんの“ごちそう”だと思います。

庭園越しに湾を望むこの眺め。
昼は緑と水面がきらめき、夕方になると空がオレンジに染まっていきます。
都心でこの景色を独り占めできるのは、なかなかありません。
客室 ─ シティビューも、ベイビューも
コンラッド東京の客室は28〜37階にあり、エグゼクティブルームは全室48㎡以上とゆとりたっぷり。
私はこれまで、都心側を望むシティビューの広い部屋にも、浜離宮と東京湾を望むベイビューの部屋にも泊まってきました。
まずはシティビュー。
私が泊まったのはコーナースイート シティビュー(ツインベッド)で、リビングスペースを備えたゆとりある間取り。
ソファと丸テーブル、窓際のラウンジチェアが配され、角部屋ならではの二面の窓から、正面こそ巨大なビルがそびえ立っていますが、その間からは新宿方面のビル群や東京タワー・スカイツリーまで見渡せます。



▲ コーナースイート シティビュー
一方のベイビュー。
こちらはベッドに寝転んだまま浜離宮と東京湾が見えるという贅沢で、個人的にはやはりベイビュー推しです。
窓際のチェアに座って窓の外を眺めているだけで、時間がゆっくり流れていきます。


▲ エグゼクティブルーム ベイビュー
なかでも忘れられないのが、コーナースイート ベイビュー(3045号室)で過ごした一夜です。
角部屋ならではの広いリビングで、窓辺の丸テーブルに腰かけると、眼下の夜景と部屋の静けさにすっと包まれていきます。
深夜、誰もいないリビングでグラスを傾ける——この静かな非日常こそ、私がコンラッド東京に「帰りたくなる」理由そのものだと思います。

▲ コーナースイート ベイビュー(3045号室)
そしてコンラッド東京といえば、客室で待っていてくれる「コンラッドダック」と「コンラッドベア」。
各ホテルごとにデザインが違う名物アメニティで、ベッドに「ぜひ一緒に連れて帰ってあげてください」のカードとともに置かれています。
毎回デザインを確かめるのが、ちょっとした楽しみです。


ちなみに2枚目の写真のダックは、東京オリンピック開催時期の“万国旗”仕様。
こうして時期や節目でデザインが変わるので、ついコレクションしたくなってしまいます。
客室 基本情報
| 客室フロア | 28〜37階(37階=エグゼクティブフロア) |
| 広さ | エグゼクティブルームは全室48㎡以上 |
| 眺望 | ベイビュー(浜離宮+東京湾)/シティビュー(都心) |
| 名物 | コンラッドダック・コンラッドベア |
| ステータス | ヒルトン・オナーズ ダイヤモンド |
バスルーム ─ 名物の大きな丸い「女優ミラー」
コンラッド東京のバスルームでまず目を引くのが、大きな丸い「女優ミラー」です。
鏡のふちをぐるりと間接照明が囲み、光がやわらかく回り込むので肌うつりも抜群。
まるで楽屋の鏡のようなこの一台は、このホテルのアイコンとも言える存在です。
ダブルシンクの洗面台にふわりと浮かぶように据えられています。
さらにエグゼクティブルームのバスルームには、鏡まわりにテレビまで組み込まれていて、身支度の時間までちょっと特別に感じさせてくれます。

▲ エグゼクティブルーム ベイビュー
水まわりはゆったりとしていて、窓辺には独立したバスタブ。
ベイビューの部屋なら、湯に浸かりながら東京湾を望むこともできます。

▲ エグゼクティブルーム ベイビュー
シティビューの部屋でも、黒い石づかいの水まわりに同じ女優ミラーと独立浴槽。
こちらはこちらで、落ち着いた大人の高級感があります。


▲ コーナースイート シティビュー
バスアメニティは、当時は基本が香港の上海灘(Shanghai Tang)。
そのうえで、希望すれば英国生まれのTemple Spa(テンプルスパ)を選ぶこともでき、好みに合わせてアメニティを選択できるのが嬉しいところでした(※これは当時の対応で、現在は変わっているかもしれません)。
ドライヤーにレプロナイザーが用意される部屋もあり、細部のもてなしに「さすがConrad」と思わされます。


ミニバー・室内設備 ─ 細部の作り込み
ミニバーまわりの設えも気持ちのいいところです。
ネスプレッソと茶器が整い、引き出しにはスナックやミニボトルのお酒(山崎・ジェムソン・ジャックダニエルなど)がきちんと並びます。
音響にBoseのスピーカーが置かれているのも、ちょっと嬉しいポイント。


▲ コーナースイート シティビュー
エグゼクティブラウンジ(37F)─ 夕景が主役
ダイヤモンド会員(またはエグゼクティブフロア宿泊者)がアクセスできる37階のエグゼクティブラウンジは、コンラッド東京の滞在を一段引き上げてくれる場所です。
営業は7:00〜21:00。一日を通して、時間帯ごとに違う顔を見せてくれます。


一歩入ると、かご細工を思わせる壁のアートや柔らかな照明で設えられた、落ち着いた空間が広がります。
窓辺の席に着けば、大きな窓の向こうに浜離宮と東京湾。
そして何より、夕暮れどきのベイビューが圧巻です。
湾の上に沈む夕日で空が黄金色に染まる時間帯は、カクテル片手にただ窓辺にいるだけで満たされます。

エグゼクティブラウンジの時間帯(目安):朝食 7:00〜10:30/ティータイム(軽食)15:00〜17:00/イブニングカクテル 18:00〜20:00/オールデイスナック 終日。夕景を狙うなら、カクテルタイムの前に窓際をキープしておくのがおすすめです(※本格的なアフタヌーンティーは28Fのトゥエンティエイト)。
夕方以降も楽しみが続きます。
イブニングカクテルでは、ワインやビール(アサヒ・ハートランド・コエドなど)に、温菜・冷菜・チーズと、軽く夕食代わりになるほどのラインナップが揃います。
ラウンジ&バー「トゥエンティエイト」(28F)─ アフタヌーンティー
ロビー階の28階にある「トゥエンティエイト(TwentyEight)」は、2層吹き抜けの大きな窓が開放的なラウンジ&バー。
コンラッド東京のアフタヌーンティーは、この空間で楽しめます。

昼下がりのアフタヌーンティー(別予約)は、光の差し込む開放的な空間で優雅のひとこと。
ときにはブランドとのコラボ企画も催され、私が訪れたときはちょうど「ジミーチュウ」とのコラボ・アフタヌーンティーでした。
ハイヒールをかたどったチョコレートや、コンラッド東京らしい緑色のシグネチャーケーキなど、遊び心のあるスイーツが並びます。


朝食 ─ セリーズのビュッフェと、名物エッグベネディクト
朝食は、ダイヤモンド特典で37階ラウンジまたは28階のオールデイダイニング「セリーズ(Cerise)」から選べます。
セリーズは真っ赤なさくらんぼのオブジェが目印。
明るい店内で、焼きたてのパンやサラダ、温菜が並ぶビュッフェをゆっくり楽しめます。



そして、コンラッド東京の朝で私が毎回頼んでしまうのがエッグベネディクト。
とろりとしたオランデーズソースに、黒いトリュフがちょこんと乗った一皿は、見た目も味も満足度が高い定番です。


そしてセレクトメニューでもうひとつの名物が、ロブスターのスモーブロー。
セーグルパンに、オマール海老・スクランブルエッグ・トマト・アボカド・マッシュルームをたっぷり乗せた豪華な一皿で、朝から贅沢な気分にさせてくれます。

甘いものが好きな方には、抹茶のパンケーキ(苺とクリーム)や、外はカリッと中はとろけるフレンチトーストもおすすめ。
ビュッフェに頼りきらず、こうした一品料理が充実しているのがコンラッドの朝食のいいところです。


もっと深く:お気に入りの一室「3731号室」
客室の話をすると、どうしても語りたくなるのが3731号室(エグゼクティブルーム ベイビュー・キングベッド)。
元はスイートだった名残が水まわりやクローゼットに残る、同グレードのなかで唯一間取りの違う一室です。
ベイビューバスの完成度も、ラウンジへの近さも格別で、私が「戻ってくるならこの部屋」と思う特別な存在です。
関連記事|3731号室だけを深掘りしました
ダイヤモンド特典・まとめ ─ 何度でも戻りたくなる理由
ヒルトン・オナーズダイヤモンドでの滞在では、客室アップグレード(空室次第)・朝食2名無料・37階ラウンジ利用・レイトチェックアウト・ポイントボーナスといった特典が効きます。
とくにコンラッド東京は、ラウンジと朝食の満足度が高いぶん、ダイヤ特典の“うまみ”をしっかり感じられるホテルです。

何度も通って思うのは、コンラッド東京は「特別な非日常」と「安心して戻れる定宿」の両方を兼ね備えている、ということ。
浜離宮と東京湾の眺め、夕景のラウンジ、名物の朝食——そのどれもが安定して良く、それでいて毎回ちいさな発見がある。
だから、また予約してしまうのです。
まとめ|こんな人におすすめ
- 都心にいながら開放的なベイビューでリフレッシュしたい方
- ラウンジと朝食をしっかり楽しみたいヒルトン上級会員
- 記念日や、海外からのゲストをもてなす特別なステイを探している方
都心のリゾートとして、自信をもっておすすめできる一軒です。
For Overseas Readers 🌏 (English Quick Guide)
Conrad Tokyo — Quick Guide for Overseas Visitors
Getting there
- From Haneda (HND): ~30 min by Keikyu Limousine Bus (stops directly at the hotel), or ~40 min via Tokyo Monorail → Daimon/Hamamatsucho → Toei Oedo Line to Shiodome.
- From Narita (NRT): ~60–90 min. Take the N'EX to Tokyo Station, then transfer to Shimbashi/Shiodome.
- The hotel is directly connected to Shiodome Station (Toei Oedo Line / Yurikamome) and linked to JR Shimbashi Station (~7 min) via underground and elevated walkways — no need to step outside, even in the rain.
Payment & money
- Major cards (Visa / Mastercard / Amex / JCB) are widely accepted. Japan is increasingly cashless, but carry some yen for small shops and shrines.
Hilton Honors
- Gold & Diamond members get free breakfast for two. Diamond members also enjoy 37F Executive Lounge access, room upgrades (subject to availability), and late check-out. A great property to redeem Hilton points (award nights).
- Lounge hours: 7:00–21:00 (breakfast 7:00–10:30 / afternoon tea 15:00–17:00 / evening cocktails 18:00–20:00). Cerise restaurant breakfast: 6:30–10:30.
Around the hotel
- Right next to Hamarikyu Gardens (a historic bayside garden), within walking distance of Ginza and Tsukiji Outer Market.
Good to know
- No need to remove shoes in the hotel. Tipping is not customary in Japan. Free Wi-Fi throughout the property.